さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


さわやかでまえむきな人間になりたい男が
好きな「文化」を語る。
そんなブログです。from 2004yaer。

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「さようならモーニング娘。」デビュー7周年記念!全シングルレビュー

モーニング娘。楽しかったなー
祭りは終わった‥
ASAYANからずっと見てきて、コンサートにも何度も行ったんだけど。
冷めてしまった。もうつまらない。
ということで総括

1、モーニングコーヒー(1998/01/28)モーニングコーヒー


 ファーストアルバム「ファーストタイム」収録の「どうにかして土曜日」「ウソつきあんた」そして
この曲のデビューシングル候補の中から選ばれた1曲。
 「どうにかして土曜日」ズンズチャチャズンズチャチャという土着的リズムが鮮烈なディスコ歌謡で名曲なのだが
まあ、清らかな曲調のこの曲が妥当だったんでしょう。つんく曰くホリーズを意識したらしい。
歌詞は「モーニングコーヒー飲もうよ〜」と思わせぶりな感じ。大人です。

2、「サマーナイトタウン」(1998/05/27) サマーナイトタウン


どうでもいいテレビ企画ものから飛び出した、どうでもいいアイドルグループが「もしかしたら
どうでもよくないのかも」と思わせたセカンドシングル。
シャ乱Q臭漂うマイナー調歌謡にのせて、急遽追加された3人のメンバーに「アアン」「ハアン」等の喘ぎを強引に投入。
結果、斬新なアイドルポップスが誕生した。クイックジャパン誌上で松本亀吉氏により「これぞ芸術」
と絶賛。事務所からお礼の言葉が来たとの後日談あり。UFAもこのころの精神を忘れないでほしいな‥
忘れてそう‥


3、抱いてHOLD ON ME! (1998/09/09) 抱いてHOLD ON ME!/例えば


前作と同じ方法論を更に発展させ、成功させた「良い二番煎じ」の典型例。
つんくいわく「完璧に作った」とのことだが、それぞれのパート割も含めまさに完璧。
オリコン1位は当然だろう。「抱いて抱いて抱いて抱いてア〜ん」


4、Memory 青春の光 (1999/02/10) Memory 青春の光


オリコン1位、紅白出場とこの世の春を謳歌した後、福田明日香の脱退発表があり、
あらら意気消沈の頃に発売されたシングル。もう誰もそんな事思ってないだろうが
この頃のモーニング娘。の音楽のテーマは「コーラス&ハーモニー」だった。
今は何なのだろう「ルーティンワーク」かな。冷ややかなヒップホップリズムで
歌われる哀愁メロディ。詞もじめじめとしてて良いです。好き。カップリングの
Never Forget」大人が作ったお涙頂戴の卒業ソングを淡々と歌い上げる福田明日香
(当時13歳)は超ロック!


5、真夏の光線 (1999/05/12) 真夏の光線


この頃にはもうオリコン1位を取るような勢いは無く、早くも落ち目説が囁かれ始める。
しかしこの曲はイイ!スタカンをフュージョンカバーしたようなトラック。
そして詩で描かれる男のダメさ加減とそれを認めつつも、ヤケクソ気味にはしゃぐ女。
つんくの歪んだ夏への思い入れが伺えます。ナンバーワン「歪んだ夏歌謡曲


6、ふるさと  (1999/07/14) ふるさと


ASAYANが仕掛けた鈴木あみとの同日発売勝負で惨敗したり、あれこれあってかさぶたのような曲だが
曲は悪くない。完全なっちソロでふるさとと、母への郷愁を歌う田舎者の為の曲。
僕も田舎出身なので、気持ちわかりますよ。それだけで、いいんです。
つんくって大阪出身なのになんでこんな田舎者根性丸出しなんだろう。大阪都会じゃん。俺なんか長野だぜ。
大阪が田舎というより、東京へのコンプレックスが強いのかな。


7、LOVEマシーン (1999/09/09) LOVEマシーン


現代の奇跡。落ち目一辺倒だった企画モノアイドルグループが、時代を象徴するまでに
なってしまったファンキーチューン。輝くばかりの新メンバー後藤真希をフューチャーして
頭をぶんぶん、体をぶんぶん、変なキメポーズに意味不明に前向きな歌詞。イエーイ!
よくわからんけど、輝いていた。ここから祭りは始まったのだ!


8、恋のダンスサイト (2000/01/26) 恋のダンスサイト


祭りはこれからよ!とばかりにリリースされた意味不明ボンババボンなディスコチューン!
「意味不明ボンババボン」以外に特筆すべきことは何もない曲。
この曲がなかったらあややの「Yeah!めっちゃホリディ」もなかったのだろうなー


9、ハッピーサマーウエディング (2000/05/17) ハッピーサマーウェディング


第4期メンバー(石川、吉澤、辻、加護)加入第一弾としか今となっては記憶のない曲。
前作と同じ中近東関連のアレンジが施されていて(衣装もそうだ)個人的には食傷気味だった、
間奏の結婚の決意を語るセリフは中澤が担当していたが、卒業後は飯田圭織が後を継いだ。


10、I WISH  (2000/09/06) I WISH


「国民的アイドルグループ」となった娘。に相応しい教科書的なメッセージが織り込まれたバラード
「人生って素晴らしい〜」という大サビにはガクっとなってしまった。「もうみんなのものなんだなあ」
と寂しくなったものだよ。TBSのシドニーオリンピックという超タイアップもあったしね。
この間まで「抱いて抱いて抱いて抱いてあーん」とかやってた人たちとは思えませんね。


11、恋愛レボリューション21 (2000/12/13) 恋愛レボリューション21


これは好きです。ダンス☆マンのバックトラックも超かっこいい。丁寧に作ってあります。
振り付け(サビや、超超超!の所の手裏剣ダンス)も印象的。かっこいい!
サビも覚えやすいし、ピースフルでいいじゃないですか。これがリリースされたのが年末で
歌番組で恋レボ歌ったのを散々聴いたの覚えてます。輝いてたなあ。あの頃はよか(略


12、ザ☆ピ〜ス! (2001/07/25) ザ☆ピ~ス!


半年以上という長いブランクを経てリリースされたシングル。この間中澤脱退、ミニモニ大ブレイク
等話題には事欠かずむしろパワーアップした感じ。このシングルがリリースされた9人時代を
娘。の活動としてベストにあったとする人も多い。僕もそう。黄金の衣装に合わせて「黄金時代」とも呼ばれている。
「なっちとゴマキのグループ、辻加護も」というイメージのあった娘。に美しく成長していた石川という
新たな武器をセンターに配置する手法は面白いし、効果的でもあった。更にグループとしての完成度が高まり、
ヲタ共の熱狂もこの時ピークに達しようとしていたように思える。
そんな黄金の時は短かった‥


13、Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜  (2001/10/31)  Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~


疑惑の第5期オーディションをきっかけに娘。は混迷の時を迎える。私はこれを「増えすぎ時代」とそのまんまで
呼びたい。だって増えすぎなんだもん。
しかしこの曲は「吉澤を男役で宝塚風」という確固たるコンセプトの元に制作された為、なかなかいい。
はっきりしているのは、いつの時代もいい事だ。PVも最高傑作だ。こういう企画もの、またやらないかな。


15、そうだ!We're ALIVE (2002/02/20) そうだ!We're ALIVE


そんな増えすぎ時代にピッタリなツギハギだらけのロックチューン。
「努力!未来!」というシュプレヒコールは否応無しに聴き手のテンションを下げます。下がりすぎて上がります。
矢口がセンターに抜擢!とありましたが、間奏で突然始まるロシア風ダンスで一人で踊ってる印象しかありません。
逆に辛そうですね。
「努力!未来!」の叫びが前のモーニング娘。だとしたら、今のモーニング娘は突然挿入される「幸せになりたい〜」
という無理やりなサビ部分のような気がする。


16、Do it! Now  (2002/07/24) Do it! Now


久々のマイナー調歌謡。PVは今までの衣装や、賞状などが展示されていたり、緊張感溢れる感じで
なかなかよかった。そう。これは後藤真希のラストシングル。それが発表されたのは発売後だった為、PVは
暗示だったわけである。う〜んなかなかやりますね。
曲はラップ不要だと思います。あとこの頃からよく娘。関係を担当するになったアレンジャー鈴○さん。
はっきりいってよくないと思います。好みじゃないです。なんか安っぽい。まあ安っぽいのは娘。には合ってるのも
かもしれないけど。河野伸大先生を採用してください!


17、ここにいるぜぇ!  (2002/10/30) ここにいるぜぇ!


失踪いや疾走スカコアナンバー。
後藤脱退後ということもあって、久々になっちがセンター。安心感があってよいなあと思いました。
この頃は「やっぱり娘。はなっち」という評価が少しながら盛り上がってきたように思えます。
5期メンバーもだんだんなじんできた感じですね。なじむとつまらんのだよ。


18、モーニング娘。ひょっこりひょうたん島 (2003/02/19) モーニング娘。のひょっこりひょうたん島


もう誰もがなかったことにしたいこのシングル。目を背けちゃいけない。NHK絡みの何かがあったのでしょう。
歌番組でこの歌の時は「つまらないので」と普通にチャンネルを変えてました。
さみしいなあ。おい。


19、AS FOR ONE DAY (2003/04/23) AS FOR ONE DAY


一年に一回は哀愁歌謡?と決めているのか、これもマイナー調の哀愁歌謡でなかなか好み。
悪くないです。この曲で圭ちゃんラスト。特に圭ちゃんファンというわけではないけど、
何故か圭ちゃんラストのさいたまスーパーアリーナの最終公演には行ってしまった。
何処かのページで、「SPEEDが売れて、それぞれのソロ活動がパッとしないのは仁絵がそこに
いないからだ!タンポポよりプッチモニが売れたのはプッチモニに保田がいたからだ!」
という凄い事を書いてる人がいた。その通りDA! プッチモニどころか圭ちゃんがいない娘。
なんて‥ 時代背景(CD不況)もあって人気も下降気味‥この曲がラストのオリコン1位だっけ?
圭ちゃんは偉大なのだ


20、シャボン玉 (2003/07/30) シャボン玉


既にアナウンスされていた第六期新メンバー加入後初のシングル。
6期メンは「問題児」が売りだったけど、それより最大の問題女王のミキティ様がいらっしゃった為
「この3人は問題児」と言われてもミキティ様の美しき邪悪オーラの前で霞んでしまいますわ。
この曲は確かフジテレビの「27時間テレビ」で初披露だったような気がします。
新曲タイトルは「シャボン玉」と聴いて「わ〜もしかして『セカンドモーニング』の頃のような爽やかな
曲かな!楽しみだな!」と勝手に期待していたのだが、曲が始まるとがなり立てる発生とやさぐれた歌詞
にがっかり‥の筈だが、だんだん良くなってくる不思議な曲。
久々のつんく実験作だったのだ。あの振り付けも変だった。かっこいい。
これが娘。のシングルでインパクトを受けた最後の曲でした


21、Go Girl〜恋のヴィクトリー〜 (2003/11/06) Go Girl~恋のヴィクトリー~


ニゾンで平坦なメロディを皆で元気に歌う曲。ユニゾンだけど人数多いので、味も糞もありません。
あっぱれあっぱれキスしてガックンみたいな曲ですよね?違う?
この前のさくら組おとめ組の曲は良かったのになあ。もうつんくはダメかなとやっぱり思っちゃいますよねー


22、愛あらば IT'S ALL RIGHT (2004/01/21) 愛あらば IT'S ALL RIGHT (通常盤)


なんとなっち卒業ですよ。もともとモーニング娘。はなっちの為に作られたグループなんですよ。
でもまあ仕方ないのかなあ。もうどうでもいいやあ。と離れつつある心を楽にして開放してくれた曲。


23、浪漫 〜MY DEAR BOY〜  (2004/05/12) 浪漫 ~MY DEAR BOY~ (通常盤)


美貴帝様がフューチャーされたスピーディーナンバー。
野太い声に良く合ってます。ソロで聴きたいなあ。美貴帝様の。


24、女子かしまし物語  (2004/07/22) 女子かしまし物語


ハイ今度は辻加護のラストシングルで〜すイエーイ
メンバー一人一人を皆で紹介していく曲。アルバムの曲みたいだねっ!!
実は歌番組でしか聴いてない。
「うたばん」でも段々と出演時間が短くなってきましたね。
むかしは娘。とうたばんっていったら一つのイベントだったのになあ。
そんな「うたばん」でもこの曲の中で紹介されたのは藤本、石川、辻、加護だけ。
藤本は「偉そう〜♪」石川は「ぶりっこ〜♪」だったような気がする
辻の紹介部分が「合コンで〜」でショック。俺は辻ファンなのに。

以上!!!!!!!!!!!