最近つくづく思うのです。自分は単なる見物人だったということ。
まわりで何が起こっても、しょせん自分はそこにいただけだった。何も意思決定に関わっていない、端っこの方になんとなくいただけ。
そんなことを改めて思えること自体は良いことだと思います。それだけでも身に余るような光栄であったことは確かです。
でも、ほんとうに見ていただけ。もちろん感じること、学んだことは多々ありました。
そこで思ったことは、ほんとうの気持ちだった。その時に感じたことは、自分の中では真実として、ずっと心に残っています。それから長い時間が過ぎたとして、ほんとうのことは変わっているかもしれないけど。
僕は旅行が好きです。知らないところに行って、知らないものや、知っていたものを実際に見ること。とても楽しい。その時に見たものが、その全てではないということも、大人なのでわかっています。それを知った上で楽しむということ。
行った場所が良かったと感じたのは、その時の自分の気持ち。それまでの何かが合わさってのこと。他の誰かが必ず同じような気持ちになれる、とは全く思いません。
時間の経過や、状況の変化、様々な違いがそれぞれにある。価値観も違う。
僕の人生も旅行みたいなものなのかなと。
あまり一つの仕事場に定着せず、そして職種も定着しなかった。
そして前述のような気持ちでいました。しょせん自分は見物人だったということ。そうなのです。
どこも旅行気分だった。
それは会社員としてよくないこと、それでも仕事がちゃんとできていれば良いのですが、あまり出来ないタイプなのです。
それを踏まえると、今までの旅行は楽しいものばかりだった。ちょう楽しかった。恵まれている旅行だった。イタリア旅行も、ミャンマー旅行も台湾旅行もリッツ・カールトン大阪に泊まったのも、楽しかったけど。
会社旅行も楽しかった。ひどいめにもあったけど、それも旅行と同じ。どこも楽しかった。長野にいたら絶対に見られないような光景がたくさんたくさん見られました。恵まれていました、ほんとうに。
旅行は終わってみればだいたい楽しい。会社も同じなんだなと。
なので、単なる見物人でも良かったのだと前向きに解釈しました。
しかし、リアル旅行には行けていません。。。悲しいな