生涯初の杉山清貴&オメガトライブのコンサートに行きましたのでレポートします。
- ライブレポートを書く時は、言いたいことが上手くまとめられないので、いつも箇条書きでライブレポートを書いています。今回もそうします
- 許してください
- コンサートに行ったのは、当たらないだろうなと思って申し込んだチケットぴあの抽選に当たったから
- 杉山清貴を認識したのは小学生くらいの時
- その時はおそらく杉山清貴オメガで活動していた時かも?
- 大人になり教養として聴くようになり、そのうちに林哲司の深さ素晴らしさに導かれて・・真剣に聴くように
- 過去にこんな記事も書きました
- 当時は月曜日。「清貴半休」を申請して、仕事場の自宅から会場へ!
- お客様達はやはり皆さん落ち着いた洗練されている大人ばかりで素晴らしい
- 男女比は見事に半々だったと思う。性別問わず人気!
- ペンライトを持つ人が多かった。このツアーも長くやっているので、その流れかな
- 自分は3階席の更に後ろの方の席(◞‸◟)
- 開演時間に暗転し、記念ムービーから始まる。ここまでの歴史などを流した後にメンバーが登場!
- 後席という事と更に自分は目が良くないので、メンバーがよく見えない
- でも音が始まれば問題なし!
- やはり3階席まで余裕で響き渡る清貴様の声
- 最初は音源と変わらない!なんてつまらない事を思ってしまった
- しかし何かをそっくりそのまま再現しようなんて事は感じれられない、それは歌だけではなく、他も全てだ
- きょうはオメガトライブの通常編成にくわえてキーボードとサックスとパーカッションが兼任のメンバーがいた
- 上手いのはもちろん余裕と優雅さがあるからこその強さも感じた
- 音というものは一度出したら変えることはできない、それを怖れず怯まずにひたすら楽しそうに演奏する姿に感銘も覚えた
- ほんとうに楽しそう
- 清貴さんには好不調の波とかあるのだろうか、本人にはあるのだろうけど、全く感じなかった
- それはプロ、ベテランのなせる技なんだろうと思いたい
- しかし、この人からはそんな後ろにある苦労みたいなものを感じさせない…
- それが本当のプロというものだろう
- オメガトライブを含むメンバー達にもそれがいえた、本当に楽しそうだった
- それは客たちにも大いに伝わっている!
- だから皆さんたのしそう!
- 清貴様の声は本当にのびやかで美しい
- でも、どこか哀しさ、愁いのようなものも感じてしまうのは自分だけだろうか
- 明るい曲で特にそう。
- さすがに冒頭の「ROUTE134」みたいなアッパー系な曲では無いけど
- でも悲しげな曲だと、哀しさより優しさに満ちている気がする・・
- 途中のバラードタイムでは着席を求められたので座り聞いていると、照明がまるで街の中にいるかようになった
- 目が悪いからかもしれないけど
- 抑制された高度なサウンドが雰囲気を上げていく
- その中で切々と歌う清貴さ・・んに・・
- 愛を説かれているかのように気分になってしまった・・
- その誠実さしかない歌声に・・ときめ・・き・・?
- これは・・何だろう・・・まさか・・・
- 恋・・恋をしている?
- 僕と清貴さん ふたりの夏物語が・・
- オンリーユー 僕にささやいているのか…
- こんな気持ちじゃ気が狂いそうさ…
- テミワイ…
- バラードタイムが終わって我に帰る
- 引き続き楽しそうなオメガトライブの面々を聴きながら気がついた
- 先ほどのアレは、杉山清貴の歌声に酔いしれていたのだと!
- こういう感じを求めて、たくさんの人を長年において呼び寄せているのだろうか
- だから今日みたいな週明け月曜日の公演でも満員になるのだろう・・
- そして「これはライブでなければダメなんだな今この瞬間は貴重なんだ!」と集中力age
- 中盤「NHKBSのCOVERSのために練習したので、せっかくだから今日も演りますね」と番組で演奏した曲をやると告げる!
- すると、客大喜び!
- 僕もBSが見られない環境なので大喜び!!
- しかし「なんか今日で一番盛り上がってるね!!」と清貴さんは笑うけど複雑そう><
- そして演奏したのは林哲司曲の「真夜中のDoor〜Stay with me」と「北ウイング」
- 正統林哲司チルドレン達による哲司先生の代表曲の生演奏に🔥
- 中でも「北ウイング」は事前に清貴さんの弾き語りをYouTubeで見ていたので感涙
- 林哲司のお約束サビから始まる北ウイング
- その最初の「不思議なちーからでーーーーーー」のロングトーンも見事に歌っていて流石・・
- ここはプロとして仕事をした!という感じで頼もしいなと感じた
- プロといえば、やはり清貴さんだけではなくオメガトライブやサポートのメンバーも素晴らしい
- コーラスが3声および2声により効果的に演奏されていた。
- もちろん各楽器も弾きながら!
- ポップス、特に林哲司系作品におけるコーラスはとても重要。
- この日も清貴氏のメロディラインと己の演奏にも華を添えていた、ほんとうにプロの仕事
- これも・・当時に仕込まれたたのかもしれない・・
- 「僕たちはアマチュアで人気も実力もなかったけど、オメガトライブの話が来て、参加をすることになり、とても鍛えられた、あの頃があるから今がある」とMCでも話していた
- その「あの頃」からもう40年くらい経っている・・すごいことだと思う
- アンコールは、おそらく定番らしい観客もサビで振りつけをして楽しむ「アスファルト・レディ」の後に
- 来ました「SUMMER SUSPICION」
- 来ましたと感じたのは自分だけは無いのだろういう空気を感じた
- これは岩崎宏美のコンサートで「聖母たちのララバイ」薬師丸ひろ子のコンサートでの「Woman〜Wの悲劇」が来た時と同じ空気だ・・
- 前述のブログでも取り上げた、何度も聴いた曲
- もちろんあの動画とは違う感じ
- だが、より優しさと、、若さ!がそこにあるような気がしてしまった
- 要するに年齢不詳、そんなものは清貴世界では関係ないのだ
- ここまで書いて、この日は杉山清貴はさそがし沸るやうに熱唱していたのだろうと思われるかもしれない
- そうではないのだ
- いや事実は違うのかもしれないけど、そうとも感じさせずとも心いくまで満足もさせてくれたと言いたい
- この魅せるバランス感覚は長年の経験により培われたものなのか!?
- 自分は素人なので知ったかぶりはしていけないけど・・
- とりえあず音源単位でもそう感じたことは確かだ
- 杉山清貴の歌の魅力は簡単には言い尽くせない。それは誰もが同じだろうと思う。
- 夏とかさわやかとか年中ハワイにいそうで素敵だとか、そんな感じなのだろう
- でもそれでも良いと思う
- むしろそれが望みでもあるのかな🕶️
- 彼にしか出せないものがあり、人はそれを求めて長年続けているということ、それは凄い事なのだろう
- そしてメッセージ性の無い音楽というものを人は心中で求めているのではないのだろうかと考えた。
- 杉山清貴&オメガトライブ NHKホール…
なんというかもう凄かった 杉山清貴は人間国宝で指定してもいいと思った… pic.twitter.com/q3iQpmMlDT— まえむき🇫🇷元渋谷系バンドマン🇬🇧 (@sawayakamaemuki) 2024年5月20日
- その時に考えていたことを、帰りにNHKホールの入口で撮った写真を使いこうポストした。
- 杉山清貴は人間国宝に値すると!
- 大げさかもしれないけど、長年に渡り変わらぬ満足を観客に与え続けていることは確かだ!
なんだか帰る気にもなれず、そして何故か普段は嗜まない酒を飲みたくなってしまった。よく行く新宿駅の店に行き、黒ビールとソーセージとザワークラウトを頼んだ。
そうなんだ、僕はもう大人なんだ。1万円のチケットを買い、清貴半休を取り、杉山清貴&オメガトライブのコンサートに渋谷のNHKホールに行った。そして感動した。
そんな大人も悪くないな、という気分に浸りたかった、そんな日になりました。ありがとう杉山清貴&オメガトライブ!