転職活動にあたり、かつてのようなWEB業界でまた、と思ったのです。が、ダメでした。
WEB業界はだいたい30代がメインなんです。役職だったとか技術のある人は、年齢関係なく中途入社も可能なのですが、自分のような下級職は30代くらいが良いようです。それは自分もそうだったので、仕方ないかなと。WEB業界デビューは29歳でしたが、社長は一つ上、みんなそれくらいか少し下がメインの世界でした。もしまたそこに入っても浮いてしまうのでしょう。
それに、今回受けた会社はどちらも自分が働けていたところよりも、下のランクなんです。だから別にいいかなって。
自分は末端だったので、大したことではないのだけど、だからこそ客観的に見てそう思うのです。その時代のトップを獲っていた会社、今のトップの会社、世界のトップの会社で曲がりながりにも働けていたのです。そして、最上級ともいえる栄枯も盛衰も生で感じることができてしまいました。
だからもう満足なんです。WEB業界には。もうあまり進化も変化もしないような気がします。世界はWEBは通過点というか、新聞みたいな感じ、オールドメディアのようになっていく、でも必要なものとして残ってはいくと思います。
なんて負け惜しみみたいだけど、でもいいのです。負けたとは思わないのです。
こんな何のスキルも学歴も資格も普通免許も無い人間が、こんな思いをできたということは、奇跡なのです。自分にとっては。
ほんとうにWEB業界には感謝しています。ほんとうに。さようならWEB業界さん!