さわやかトラウマ日記

さわやかな音楽ブログです from 2004


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春のJuice=Juice祭り その2 ローズクォーツを大分析「イジワルしないで抱きしめてよ」

 

 突如始めたJuice=Juice祭り。今回は第2弾シングルの「イジワルしないで抱きしめてよ」です。両A面シングルとのことです。両A面って古い言い方なのに他に良い言い回しが無くてずっとこのままですよね。「B面」はなくなったのに。

曲名変更

この曲、元々タイトルが違ったらしく最初は「私はローズクォーツとしてリリースされる、とアナウンスされていました。

レコード会社が作ったのか、どこかのお店が作ったのかは不明ですが「私はローズクォーツ/初めてを経験中」というタイトルでリリースされると銘打った粗末なチラシの目撃情報がTwitterに上げられていました。 

参考画像:http://pbs.twimg.com/media/BVhrSFLCcAIYxkn.jpg

しかし、程なくしてタイトルが現タイトルのものが発表され「曲が変わったのかな?」と思いきや、ライブでの初披露の際に「私はローズクォーツという歌詞がある」という情報もあり、曲変更では無くタイトルが変更されたと判明した、という顛末があります。

 

前回の「ロマンスの途中」はソウル風味でしたが、今度はハウス風味。四つ打ちに無機質なシンセベース。今度は比較的抑え気味のブラスは健在。アレンジはモーニング娘。でもお馴染みの大久保薫先生。


Juice=Juice 『イジワルしないで 抱きしめてよ』[Don't be spiteful, but ...

 

四つ打ちバスドラムの4分音符には絡まず外して展開していく、細かく繊細は譜割りのメロディ・・・これを歌うのは難しそうですね。

音の跳躍も激しくて急激にメロディがファルセットになったり等アイドルが歌うには難易度は高いですが、メンバーは見事に歌いこなしてます。

歌番組においても生歌!で歌ってましたが、そこで聴くかぎり宮本佳林ちゃんはこの曲は苦手なタイプなのかな?と感じました。その分高木紗友希ちゃんはパワフルに歌いこなしてます。本当に上手ですねえ!

そして金澤朋子ちゃんは「ハウスはね、力抜いて歌うのよ!」と80年代ディスコブームと90年代カラオケブームを通過した女のような風情で唄い上げています。

涼しげ、そしてソフトに歌い上げ、ところどころアクセントをつけて、大サビ突入前のDメロでは「いつまでも輝けええええ」と、ついにはまるで命令口調のように絶叫します。かなとも様・・・。

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大人っぽいダークなPV・・・ですが佳林ちゃんの位置にいるのはモーニング娘。石田亜佑美ちゃん。

佳林ちゃんが怪我をしてしまい、背格好も似ているということで急遽参加したらしいです。まあ~この曲のPVでダンスシーンが無いのも不自然ですからね。4人で踊るのもイメージ変わるかもしれないし。いいんじゃないでしょうか。

ローズクォーツ大分析

この曲の最大の聴きどころといえば、サビの最後「私はローズクォーツ♪」という1小節の短いながらも印象的なキメのフレーズ。曲の中で4回繰り返されるこのフレーズですが、なんと歌割りは4回中4回とも金澤朋子ちゃん!

そのインパクトに初めて聴き終えた時から「わたしは・・・ローズクォーツ・・・ブツブツ・・・ローズクォーツ・・・」ガラスの仮面北島マヤのようにブツブツ言うほどローズクォーツ状態になってしまいました。

そして私は改めて気づいたのです。この曲のタイトルは元々「私はローズクォーツだったことを!

パリーン!(何かが割れる音)朋子!恐ろしい子

つんくがなぜこの曲のタイトルを変更したのかは不明ですが(石田亜佑美ちゃんの名前を取った説もありますね 「私はローズクォーツ」のままだったら、あやうくハロプロ金澤朋子ちゃんに乗っ取られるところでした。タイトルそのままでよかったのに・・・。

すでにネット上では「金澤ローズクォーツ朋子」の異名を欲しいままにしている彼女。

ここで曲中全4回のローズクォーツについて1回1回、その内容について観察、分析したのでその結果をここで発表したいと思います。

ローズクォーツ1回め「控えめに、しかし堂々と」

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「無償の愛なの抱きしめるわ」に続いて提示されるファースト・ローズ・クォーツ・トモコ・カナザワ・フロム・埼玉

まだまだ控えめながらも、無償の愛で包み込む優しさも感じさせてくれます。そう、ローズクォーツは優しさの象徴。朋子は優しい女の子なんだね可愛いね。

 ローズクォーツ2回め「さっぱりスイーツ念押し」

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初めて聴いた時から「???」だった、2番の歌詞「ねぇ ねぇ今夜さっぱりスイーツ もう1個いいでしょう~」という歌詞。その前の歌詞から見て風呂あがりの女の子がさっぱりスイーツを欲しているものだと思います。

さっぱりスイーツって何?蒟蒻畑?と考えてみたのですが「さっぱりスイーツ」を歌う金澤さんのさっぱりっぷりにどうでもよくなります。その余韻でのローズクォーツ、目が何かを欲してますね。強烈に何かを欲してます。蒟蒻畑でも好物のカリカリ梅でもいいのでどんどん食べてください。

ローズクォーツ3回め「転調叩き上げクォーツ」

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わかりますか?目の輝きが一段と強くなりました。前述の「いつまでも輝けええええ」の後に1つキーを上げて繰り出されるサビ。もちろんローズクォーツもあります。キーも高くなって更なる気合を持ってローズクォーツを放っているのが感じ取れます。

ローズクォーツ4回め「全てを司る女、金澤ローズクォーツ朋子」

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最後のローズクォーツ、なんとメロディにオケを合わせてユニゾンのように「私はローズクォーツ」と歌われます。よーく見ると振り付けもこの部分だけ宝石を掴んで上部に持っていくような振り付けで踊ってます。

そう、音、ダンスともに全てがローズクォーツ、金澤ローズクォーツ朋子と化したのです。つまり、この部分は全てがユニゾン=この世の全てはローズクォーツ金澤朋子ということを表現しているんです。

だってこの顔・・・見て下さいよ。芸能生活1年未満でこの貫禄。首を上げて「ハーン?ハロプロ?余裕だわ?宮本佳林?デコピンしてやんよ!!」という余裕すら感じさせます。

でも、ブログを見ている限りほんわか優しい埼玉のJK(埼玉に僕が拘るのは長年僕も埼玉に住んでいたからです)の朋子ちゃんなんですよ。これまた前述の通り、ローズクォーツは「優しさの象徴」ですからね。ああ、繋がる宇宙・・・。

 

というわけで私達はローズクォーツの下僕なのです。ああ、やっと気づいた。ありがたき幸せ。私はローズクォーツ

収集がつかなくなったので終わりにします。長くなったので「初めてを経験中」は別に分けます。終わり。

 

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