わざわざタイトルにしておくことでもないのですが、この記事にて、こんなコメントを「アホ」さんに言われてしまいました。
しかし、確かに僕のブログはヴィジュアル系バンドをバカにしたような記事が多いです!これとか
これ、13年くらい前の記事ですよ><バカに歴史あり!!
さらにこれは「原点」と題した、わかりやすい「表」のバンドの曲を集めたコンピレーションに対抗して「裏・原点」として勝手に妄想コンピレーションをまとめたものの解説となります。いわゆる「あんまり当時、6年前くらいには、真剣に語られていなかった、でも確実に足跡を残した裏側の人達」の洞察となります。
そして最近もこんなことをしました。
これはかつての雑誌「フールズメイト」の巻頭表紙を飾ったようなミュージシャンのインタビューを勝手に再現してみたという試みです。これも「くっそ長い内容の無いナルシスティックなアーティストのインタビューとインタビュワー」という皮肉めいた!おろかしい記事なのです。
そしてこれは、13年前の記事「ヴィジュアル系のインタビューのテンプレート」という、完全に、彼らのお約束どおりの言動を皮肉った、おろかしい記事です。
しかし、このような試み、くだらない自己満足な試みを試み試み3連続な感じでブログをやっているおろかしいばかやろうはなかなかいないのか??と存じます。
そうです。わたしは独特さ、個性、おろかしいナルシズムというのをたいせつ、大切にしているバカなのですよ!ほんとうに。
そして「ヴィジュアル系」というものは、実は「ヴィジュアル系新規」なのであります。それは仕方ないです。ありとあらゆる知っていたバンドが、ある日、そう1999年前後、ミレニアムが近づくその前、1996年くらいに、「ヴィジュアル系」と評されて一気、にみんなデビューして有名になって…そして、散っていった…のですから。その頃は「ボクはもう大人だもうハタチも近い。そろそろお化粧系バンドはさようなら」なんて思っていたころだったのです!
つまり、「ヴィジュアル系」という言葉が広まり始めたころには、ちょっと醒めてかつ冷めていたのです。。
なので、ヴィジュアル系愛があるかどうか、と聞かれると「ハイ大好き!ボクはヴィジュアル系じんせいです\(-o-)/」とは言えないのです。。。
しかし、こんな独特な立場で観察をしている人でブログをやっている人間というのも、なかなかなっかなかいないのでは??と思ったりしています><
なので、許して下さいね。とりあえず、TOSHIのボーカルは、ヴィジュアル系の範疇で収められないということは、大衆が答えを出していますよね????違うのかなあ><
さて、そんないとおおしいヴィジュアル系さんの未来について、こんな言及がありました
本気でヴィジュアル系とハィアンドロー(ちゃんとiを小文字にしました)を愛しているライター藤谷まつおか千明さんによる素晴らしい記事です。1999年に契機にしてヴィジュアル系が文化になったという記事です。
私めは、1999年近辺のヴィジュアル系というと、やはりB級C級D級Z級ヴィジュアル系脳であります自分においては、やはり「キーパーティー」「エナメルレコード」というのが頭を飛び交ってしまい、ミレニアム!ボクのミーシャ!!す~サイードキエー!
エナメルレコードってなあにと思った人は、愛おしいブログ読者15年暦のむらかみさんがまとめた「エナメルレコードほぼ完全リスト」を御覧ください
あれは、なんだったのか。今でも謎です。言えることはただひとつ「世紀末」だったということです。世紀末を体験してしまった。。でも、当時はまだ若かった(*´∀`)ので、世紀末がどれほどの重みがあるのかということをわかっていませんでした。もう二度と体験できないのに。エナメル系鍵麺の人達は、それをわかっていてのあの狂騒だったのかな??
エナメルレコードの滅亡と共に、ヴィジュアル系バンドブームも終わり、そして、今に至る、といってはいけないですね。たくさんのバンドさん達がずっと活動しています。
しかし、ここ何年もブレイクしている新しいバンドは、ゴールデンボンバーさんだけです。僕は、彼らがヴィジュアル系というものの最終形態であると思います。なぜ大衆に受け入れられたのか、答えは簡単ですよね女々しくてです。女々しくて。曲がよかったら、どんな格好をしていても、大衆には受け入れられるのです。カラオケでもサビに合いの手が入れられやすい所があるなど。
もちろんそれだけではありません。ライブを大切にする。楽器など弾かなくても、キャッチーな曲と、盛り上がる為の仕掛けがあれば、アリーナクラスのライブも満員になるのです。楽しいライブ!楽しい楽しい!そして、パッと見てわかるようなキャラクターのはっきりしているメンバー、トークもいけて、楽器など弾けなくてもそれぞれ特技があったりする。SNSでの発信力もある。ファンサービスも上手い。
これが、ヴィジュアル系の未来なんだと、僕は思います。そしてその未来が今、来たんだ、と感じています。
しかし、本来ヴィジュアル系というものは、マイナーなもの、大衆には到底受け入れがたいものではないのか、と僕は考えています。
また自分語りですが、自分が中学生の時に、「Jealousy」を出した後くらい、XからLUNA SEAに行った、聴いたこともないのに、雑誌の広告だけを見て、エクスタシー・レコードに直接に通販をして「LUNA SEA」を買ったのは、もう大人気だったXと比べて「クラスで誰も知らなかった」からです。そうです。それが理由でした。ルックスとかがいけているな、LUNA SEAとかバンド名かっこいいな。ギターの人はヴァイオリンも弾けるらしい。あんまりそういう人いなかったよな?いいかも?と思ったのもきっかけです。
そうしてこうしてLUNA SEAはいつの間にか「クラスの中で流行りに敏感でもない人でも知っている存在」に高校の頃にはなっていました。揺れて揺れて革命(ROSIERのことですよ)が起こったのです。
その頃、僕はLUNA SEAにもう冷めつつありました。。それは人気が出たから、ではありません。そうではないのです。ぶっちゃけますと「EDEN」の先行シングルだった「Believe」がいまいちだなと思ったからです><
しかし、それはその後、いくつもそんな体験があってしまった、ブームの前にです。そしてブームがやって来て、いくつもそんな体験がたくさんたくさん起こってしまった。国民的なものに、一時期はなった。
だから、冷めてしまったのかもしれません。「クラスの中で自分しか聴いていないもの」ではなくなったからです。
しかし、今はどうなのでしょう。完全にヴィジュアル系はマイナーなものになりました。なったと思います。シーンはある意味において成熟をして、そして縮小しつつありますが、しかし、ビジネスとして成立はしていると思いますが、おそらく「ヴィジュアル系バンドが好き」というのは個性としても認められてはいても、正直鼻つまみ者のような存在なのではないか、と思います。
カラオケ、若い人がまだカラオケに行くかはわかりませんが、ヴィジュアル系バンドの曲をかつては、堂々と歌える時期、X、ルナシー、L'Arc~en~Ciel、SADSの「忘却の空」はドラマの主題歌になって、誰でも知っている曲です。それが、今は女々しくてが引き継いでいます。
でも、そういうものを目指さなくていいと思うのです。もっとマイナーな存在になってもいい。もう一度ヴィジュアル系バンドブームを!なんてことはおそらく起きないでしょう。革命的なバンド、はっきりいうとXのようなバンドが出てこない限り、無理だと思います。
この前、若いヴィジュアル系バンドさんたちを頑張って聴いてみたのですが
やはり、その後、このバンドさんたちの音源を聴くということは、ありませんでした。その理由は、僕がもう大人になったからだと思います。ヴィジュアル系は若い人たちの音楽であるというのが、僕が20代のころから思っていました。
これはわかりづらいのですがあの伝説><になったライブ「Beauti-fool’s Fest 04」に行ったライブレポート、こちらは14年前の記事です。。
若いファンのノリについていけずひたすらボーっとしてしまった。
やっぱりヴィジュアル系は若い人のものですね。ヴォーイ!
この記事の中でこんなことを書いていました。そうです。当時まだ二十代後半でした。この思いは変わっていません。この日はPhantasmagoriaの初ライブの日だったのですが、キー様は僕と…同年だぃ…止めておきますね。まあ年齢はどうでもいいのです。
しかし若い感性がヴィジュアル系には必要だと思うのです。LUNA SEAもあの頃まだ若かった。癌が心配なRK(天才作曲家)河村隆一さんも僕が中学のときにCDを買ったころにはまだ二十歳そこそこだったはずです><そうなのです。希望は若い人たちにあります!がんばれわかものよ!君たちにヴィジュアル系の未来はかかっている!!とりあえず、黒夢の清春さんを見習って、ステージで!「死にます」とマイクで言った後に、首吊るくらいやってください!!!!負けるな過去に!若者たちよ!
おわり!!